Crascul-Ignissionは、「効率化」と「最適化」が支配する現代社会に違和感や息苦しさを感じる人々のために生まれたメディアです。忙しい日常の中で忘れがちな「手作りの良さ」や「素朴な幸せ」を大切にし続ける社会を目指し、世の中との向き合い方や情報の見方を少しだけ変え、心の余白を大切にする生き方に寄り添う情報発信を続けています。運営母体はCrascul、編集長であるTakaraの原体験と、イタリア・ミラノから日本を含めた世界を見渡す独特な視点から、変化し続ける世の中で私たちが本当の幸せと向き合えるための視点やロードマップを記しています。
私たちが感じる違和感:「便利さ」と引き換えに、私たちは何を差し出したのか?
100年前の人々にとって、幸せとは家族が一緒にいられることや、食べ物に困らないこと、毎日仕事があること、だったように思います。これらのことは、現代の文明社会に生きるほとんどの人にとって、当たり前のことになりました。
では現代人はみんな幸せなのでしょうか。インターネットやAIが生活に浸透するにつれ、人類はより速く、より多くの情報や機会に触れることができるようになりました。それに伴ない、私たちの社会は「効率化」「最適化」というキーワードで作り変えられ、同時に私たちの価値観や生活スタイルまでもが、「効率化」のために「最適化」されようとしています。
- 効率化の果てに失われつつある「素朴な幸せ」の再定義
- ミラノでの経験から得た、情報過多な社会への違和感の正体
- 「精神的移住」という、新しい世界との向き合い方の提案
私たちが提案する精神的移住
しかしそれは、幸せなことなのでしょうか。情報技術の発展が悪いとはいいません。けれども私たちはこの辺りで一度、立ち止まって、世界を見渡してみる必要があるのではないでしょうか。
そのことを忘れた現代社会の暮らし方は、幸せの意味をすり減らし、消費し、どんどんわかりにくくしている気がするのです。だからこそ、私は皆さんに「精神的移住」をお勧めしたい。世の中との向き合い方、情報の見方を少しだけ変える。もっと深く、本質的な価値と向き合う場所。それがCrascul-Ignissionです。
ミラノで見つめ続けた、失われつつある手触り感
私は日本で音楽大学を卒業後、舞台活動や教育活動に関わりながら会社員として4年間働き、2012年にイタリアに渡りました。舞台デビューし、懸命に勉強しましたが舞台活動を終了。その後はイタリアのレストランで見習いから始まり、レストラン・マネージャー、支配人として幾つかの繁盛店を作り上げました。Crascul-Ignissionの立ち上げには、これらの私の人生経験が関わっています。
これらの要因は、現代社会では情報による格差がなくなり、”どんな人でも”似たような情報にアクセス出来るようになったこと、そしてモラルや教育、美意識といった、自分が世の中に存在する感覚やより良いものを受け取りたいという相互理解の感覚よりも、自分をどう見せたい、自分が何かと対等だということを証明したいという発信欲の方が現代人には旺盛であることにあると私は考えます。わかりやすくいうと、全ての人々ではありませんが、多くの人が、謙虚で寛容ではなくなったのです。
ではその原因は何かと考えると、現在の世の中の仕組みや原則が、時間とお金に余裕がない人々が「謙虚で寛容だと損をするかもしれないと思わせてしまうから」だと私は思います。自分自身を実際以上に大きく見せなければならない、謙虚であることよりも相手にはより多くを要求しなければならない、という心理が強く働いているように見えます。
それはなぜかと考えると、現代社会における幸せや成功の価値観が、「有名なブランドなどの品物の所有」や「SNSで評判になった場所の体験の所有」という、品物と体験の所有とアピールにより自分をブランド化することに根差しているからです。つまりこれらは、現代の大量消費社会を強烈に後押しするモーターのような役割を持った思考なのです。
しかしそれは本当に、私たちの幸せに繋がることなのでしょうか。Crascul-Ignissionは、この疑問を世の中に問うために誕生しました。「効率化」の名の下に全てが手軽になり、毎日意味もなく膨大な情報をスクロールすることに時間を費やし、働く意味すら薄れていく私たち現代人の生活スタイルは、本当はすぐそこにある幸せを、膨大な情報や効率というベール覆い隠し、見向きもせずに通り過ぎてしまっているようなものだと私は考えています。
精神的な移住先として:Crascul-Ignissionが持つ10のカテゴリ
現在Crascul-Ignissionには10個のカテゴリが存在します。少し変わったカテゴリ名ですが、私たちはこれらの切り口から、世の中の見方や関わり方を見つめ直します。私たちの記事はどれも少し長いかもしれませんが、読み応えのあるものばかりです。どうぞ、関心のあるテーマについて書かれた記事を見つけて、あなたの人生や生活を豊かにすることに役立ててください。
Crascul-Ignissionの視点
これからも力いっぱい記事を書いていきます。
今後とも、Crascul-Ignissionをどうぞよろしくお願いいたします。
Crascul-Ignission
制作チーム



























